2011年10月19日水曜日

住宅街に潜む「ゼリージュ」で煮込みカレー

 赤坂の「ゼリージュ」。ここってカレーとモロッコとかの料理を出す店。店内も広々としていて、手前のホールの向こうに、もう1つホールがある不思議な造り。奥のホールでパーティとかしても、手前は手前通常営業できるな、これ。ま、そんなことを意識してるわけではないだろう。そんなこともそうそうないだろうし。
 昼は8種類のカレーがある。トマトベースの酸味と野菜の甘みのスープ状のカレーが3種とスパイシーな辛口のスープ状のカレーが3種と煮込んで水分がほとんどないカレーが2種。ぼくはその煮込み系のカレーのうち仔羊とほうれん草のカレーにした。ドリンクなどのセットもあるが、ぼくは生ハムとグリーンサラダ(100円)をつけた。時間がないのでドリンクはやめとく。チャイとかうまそうだしデザートもうまそっ! おっ、エスプレッソの豆は「トモノウコーヒー」らしいぞ。これまたいいね。
 おっ、カレーが来た。なるほど〜。こういうやつね。ねっとりした感じのルウだ。なんだか警固の「マイティガル」のネパールカレーに似てる。別に調理した野菜もゴロゴロっとのっかってていいねぇ。辛さは5段階から選べるんだけど、ぼくはそんなに辛いのが得意なわけじゃないので「普通」という2番にしたんだけど3番でもよかったかもね。見た目よりルウもたっぷりあって、最初控えめに使ってたら余りそうになったので後半はたっぷりと。
 決して量が足らないわけではなく、うまいのとほかの種類が気になってしまい、またまた他のも食べてみよっかな〜と悩む。でも超満腹になって午後の仕事に支障をきたしそうなのでやめとく。よしよし懸命だ。
 夜はクスクスなどモロッコ料理やベトナムの料理などがあり、コースとかでも食べらるみたいだ。ちょっと惹かれるな〜。行ってみよっかな。

Zelliges(ゼリージュ)
福岡市中央区赤坂3-10-44赤坂サードアベニュー1階
092-715-7116

2011年10月14日金曜日

名店「ミツ」がワインバーを出店

 飯倉の「三馬力+1/2」で死ぬほど焼肉を食べた後、警固まで戻ってきて11日にオープンしたばかりの「TANGA」へ。カウンターとテーブルが2つのこぢんまりした店。最近はやりのバルスタイルといっていいだろう。
 実はここ、超人気店「ビストロミツ」の姉妹店。だからバルにしちゃあ、やけにフードが充実している。つまみ系、ビストロ系、その他カレーやパスタとなんでもござれなのだ。ただ、きょうはもう無理。アテさえも食べられない。いや見たくない。実は先日も焼鳥屋の後に来たのでまともに食べられなかった。それでもなんとかキッシュとパテはつまんだけどね。
 グラスワインも赤白数種類ずつあるんだけど、きょうは4人だからボトルにした。一同、焼肉で脂ぎっしゅな感じになっているので、さわやかな白ワインをお願いする。だしていただいたのはこの南仏のワイン。ソムリエの言うとおり今のモードにピシャリのさわやかさ。
 ぼくらが店に入ったときはちょうど入れ替わりだったのかノーゲストだったけど、また徐々にお客さんが集まってきていつの間にかカウンターも埋まってきた。
 このエリアでは似た業態といえば「AIDA」が有名。そして夏を前にして諸事情で店を閉めていた「グレンチ」も今週以前の店の隣で営業を再開した。カジュアルにワインを楽しむには事足りないエリアだね。

先日食べたキッシュ


bar a vins TANGA
福岡市中央区薬院2-13-20栄ビル薬院2F
092-726-1313

2011年10月9日日曜日

深夜に「フラマン」でパスタとワイン

 深夜に1人でワイン&イタリアン「ル・フラマンローズ」へ。ここはビル自体はけやき通りに面しているのだが、店の入口はビルの裏手、しかも地下にありちょっと穴場的な立地だ。オーナーはソムリエの牛島氏。料理はイタリアンで、コースでしっかり食事もできるし、ワインのアテに軽くというのもOK。いや、もちろんアテすらなしで、ワインのみでワインバーとしても利用できる。
 この日ぼくは夕食をとっていなかったのでパスタをいただくことに。パスタは乾麺、手打ち両方あり、具やソースも多彩なバリエーションなのだが、ぼくがオーダーしたのは鶏白肝の赤ワイン煮込みを具にした、ローズマリー風味のオイルベーススパゲティ。濃厚な肝の味わいとオイルベースのスパゲティのあっさり加減がいい感じ。この日のぼくのモードにピッタリだ。
 そしてワイン。いつも最初は泡ものだったり、白ワインだったりするのだが、この日は初っぱなから肝のパスタにしたので、赤をもらうことに。ここはグラスワインが豊富なのがいい。グラスワインは赤だけで5種類ある。その他、スパークリング1、白3,ロゼ1がメニューに載っているので、計10種はあるってことだ。そのなかから牛島くんに相談しつつボルドーの05年のものを。少し重めでこのパスタにもよく合う。2杯目はフランスのヤエ。こちらもけっこうしっかりめでぼく好み。これは今までにもここで何度か飲んだことがある。
 他にもう1品くらい食べようかとも思ったが、時間も遅いし、ちょっと「サフラ」に寄って行くつもりなので2杯で切り上げた。
 そうそう。ここはランチもやっているのだが、最近ランチの内容を少し変えたらしい。前菜がついてないパスタランチは800円、選べる前菜付きで1000円(サラダなし)、そして主菜やデザートまでついてるコースランチは2100円。おっ、これはコスパよさそう。近々行ってみようと思う。


ル・フラマンローズ
福岡市中央区警固2-18-13オークビル1地下
092-711-8246

2011年10月1日土曜日

二日酔いにはカレー南蛮そば

 きのうはしたたか飲んでしまい珍しく二日酔い。食欲はあるのだが、ガッツリ系は食えそうにない。そんなわけで赤坂の「喜庵」に出かけた。大阪の有名な蕎麦店「喜庵」で修行し、福岡の地でその名前を冠する店を出している。
 店の前には「新そば」ののれん。でも、あのでっかいデジタル系の告知看板はこの風情にはいささか似合わないなぁ。土曜ということもあり店内には休日モードののどかな時間が流れているが、13時すぎにもかかわらず客足は途絶えない。
 でもお酒を呑んでる人はいないなぁ。ここはつまみもうまいので、蕎麦屋呑みが堪能できるんだけどな。とはいえ、ぼくもこの後みっちり仕事なので酒は呑まず、二日酔いの定番(なのか?)カレー南蛮そばを頼む。丼ものなどとのセットもいろいろあるが清く単品に。そうそう、ここって蕎麦メニューには絵がついててかわいいんだよね。しかもよくみると、英語表記までしてある。すごいなぁ。まさか、同じビルに外国人向け情報誌「FUKUOKA NOW」の編集部があるからか? どうなんだろう?

 カレー南蛮はマイルドな感じのカレーだけど、それでも食べ終わる頃にはじんわりと汗がにじみしばらくハンカチを手放せなくなった。ネギの食感と辛みもいいアクセント。よしよし、汗とともに酒も抜けていっている気がする。
 ここでやめとけばいいのに、「冷たいのもいっとくか〜」ってなわけで「すみませ〜ん、ざるくださ〜い」と。
 けっこう硬めのゆで加減、締め加減。濃いめのダシに少しつけてずるる。海苔の風味がまたいいね。食べ
終えて蕎麦湯を。冷えたお腹が温まってきた。よしっ! 二日酔いはばっちり解消だ。ってか、こげん食える時点でもう二日酔いじゃないな。

喜庵
福岡市中央区赤坂1-5-11 アバンダント89 1F
092-724-7573