2011年11月27日日曜日

明け方5時までやってるお寿司屋さん

 今年オープンした「綾元」はお寿司屋さん。といっても、高級で敷居が高い店ではなく、至って普段使いの店だ。店はカウンターだけだが、内装には古木などを使っていてカジュアルなバーを思わせる。
 まずはちっちゃい生から。このちっちゃい生ってすっかり浸透したよな〜。今ではメニューに「生ビール(小)」とあるのはそう珍しくなくなってきた。アテとしてまず前菜の3点盛り。スモーク豆腐とかなとふぐの南蛮など。そのほか、昆布締め穴子の細切りやゴマサバをつまみながら白ワインを。ここは白ワインはすべて国産だ。最近国産ワインの需要は増えてきてはいるのだが、国産しか置いてないという店はそうはない(赤は海外ものもあり)。
 そしてにぎりを。7貫、9貫、13貫とおまかせのにぎりがあるのだが、ぼくらは一番少ない7貫にしとく。シメたカンパチのハラミの炙り、シメさばなどもうまかったけど、中トロのヅケは味がいい具合に浸みてて絶品。そしてその後にでてきたのは通称「痛風にぎり」(笑)。アボカドとシャリをゆでた海老で巻いて上にウニをのせている。ははは。いいネーミングだ。ってか、ぼくは尿酸値を下げる薬を飲ん
でるから正常値に落ち着いているけど、飲んでなかったら痛風一歩手前なので危ないとこだった。ま、これ1貫食ったからどうなるわけじゃないんだけどね。で、最後はいなりでシメ。このいなり、シャリがほんのちょっとで細巻きいなりって感じ。こういうのもあるんだねぇ。
 ここはなんと明け方5時までやっている。深夜までやってる寿司屋さんといえば天神・国体道路沿いの「すしざんまい」などは有名でぼくの周りもよく行ってるようだけど、こんな場所にも深夜寿司がいただける店があるんだよね。深夜は飲食店で働く人たちも多いようだけど、飲んだ後に立ち寄って、数貫つまんでさっと帰るのもよさ気だ。ただし、シャリがなくなった時はご勘弁を。


旬魚・鮨 綾元
福岡市中央区警固2-15-23
092-732-0141

2011年11月17日木曜日

気軽に気さくに鉄板焼きと広島風お好み焼き

 大名に広島風お好み焼きの「好房」ができたのはいつだっただろう? 瞬く間に人気が出て、いつ行っても満席の繁盛店になった。その「好房」から独立したのがここ「こうね」。場所は薬院2丁目で、少し街の中心からは離れているが、こちらも着実にファンを増やし、今では大橋にも店をもっている。
 ここへは4人くらいで行くことが多かったので、いつも奥のテーブル席(堀りごたつ式)に座るのだが、きょうはあえてカウンターに。やっぱり鉄板焼きの醍醐味はこのライブ感を味わえるカウンターではなかろうか。そしてスタッフと会話を交わしながらいただけば、食事は一層楽しくなる。
 きょうは3人。どれくらい食べられるかな〜。なにせ最後のお好み焼きは必食なので、それが入る胃袋は確保しておかねばならない。そのためには前半戦どれくらい注文するかは実に重要だ。
 まずはいつものメキシコから来たサラダ(650円)。餃子の皮を鉄板で焼いたような、タコス生地のようなのが周りに配置され、パリパリの食感を楽しめる。そしてこれも定番、厚切りナスと豚のポンズ(650円)。柚子胡椒かからしが選べるのでぼくらはからしをチョイス。
ジューシーなナスはやけどしないよう注意しながら口に運ばないとえらいことになる。あと、きょうのオススメとして黒板に書いてあったサガリのステーキ(1480円)も。肉々しい牛サガリをステーキソースでいただいた。やっぱ、ここに来たら肉ものはぜひとも食べておきたい。
 最後はもちろんお好み焼き。もちとチーズが入ったこうね焼きもうまいんだけど、きょうの腹具合からするとちょっと重たすぎるかもしれないのでイカ天焼き(980円)にした。
広島風独特のイカ天(あのスナック菓子のようなの)を鉄板上で蒸してのせる。そして焼き上げたらこれでもかというネギの洗礼。3人だから2切れずつで実にちょうどいい。焼きそばにも惹かれるんだけど、それを食べたらまた苦しくなってしまうに違いない。大人なぼくらは引き際を知っているのだ。


こうね
福岡市中央区薬院2-18-10KSマンション1階
092-732-3855

2011年11月9日水曜日

赤坂・警固アリアには美味しいラーメン屋が集中してます

 赤坂・警固エリアにはいいラーメンの店がいくつかある。ぼくには少々重たすぎるが全国、いやいまや海外にも手を広げる「秀ちゃん」を筆頭に、ジャニーズの誰かがテレビで紹介したあたりから火がついた「麺劇場 玄瑛」、ちょっと大名の方に足を伸ばせば「一幸舎」もある。また、その「一幸舎」の系列であるつけ麺の店も薬院と大名にいくつもある。
 しかし天の邪鬼なぼくは警固本通りにある「けごんらーめん」へ行った。ここは味噌ラーメン専門店。ラーメン店多しといえど、少なくとも福岡ではここ以外聞いたことがない。基本は「けごん味噌らーめん」「こくまろ味噌らーめん」「辛ねぎ味噌らーめん」の3種だが、季節により味噌じゃないラーメンを出したりもする。
 ランチのセットは一口餃子が5つと小ライスがついて、ラーメンの価格プラス230円。ぼくは「けごん」にしたんだけど、これが690円でセット価格の230円、そして煮玉子をトッピングしたのでさらに100円。うわっ! 1000円オーバーだよ。それにしても味噌ラーメン、いやさっぽろ系ラーメンって平均的に高いよねぇ。あれ、なんでだろう? 味噌の原価っていっても知れてる気がするけど・・・。でも味噌ラーメンは昔から好きでときどき食べたくなるんだよね。
 このエリアには他にもそば屋(出前もするそば・うどん・定食などの店)だけどラーメンが有名な「まさや」とか、スリランカ料理の名店「ヌワラエリア」がやってる「ラーメン仮面55」とかもあるし、先日も書いた薬院大通交差点裏手には担々麺の「まるみや」をはじめ3軒あるし、ほんとラーメンは選択肢が多い街なんだよね。

けごんらーめん
福岡市中央区警固2-12-18
092-716-5052

2011年11月1日火曜日

沖縄料理とタイ料理の融合

 薬院大通り交差点の裏手にはいろいろな飲食店が密集している。なかでも同じビルに3軒のラーメン屋さんがあるっていうのは驚きだ。
 最初は韓国料理の店に行こうとしたのだがあいにく貸切。そこですぐ目の前の「そいさぼ」に行くことにした。このビル自体にもブックカフェの「リードカフェ」とかキッシュの専門店「キッシュキッシュ」(11/17にリニューアルオープン予定)をはじめ、複数の飲食店が入っている。
 「そいさぼ」はタイ料理と沖縄料理の両方を楽しめる居酒屋。どっちかっていうのはたくさんあるけど、この2つの複合っていうのは珍しいし不思議だよね。でもそのチャンプルー(混ざった)具合がなんだかいい。
 沖縄料理といえばぼくが大好きなのはポーク玉子。あの独特のハムのようなソーセージのようなポークと玉子をケチャップとマヨネーズでぐちゃぐちゃにして食べる。玉子は店によっていろいろな調理の仕方があるがここはトロトロの目玉焼き。このジャンクな感じがたまらない。次は豚肉と春雨のチャンプル−。もちろん定番のゴーヤチャンプルーとかフーチャンプルーもあるのだが、きょうはおすすめメニューに書いてあったこれにした。
 そしてタイ料理からは手羽中レモングラス揚げ、豚と季節野菜のレッドカレー炒め。レッドカレー炒めは見た目かなり辛そうだけど、そんなに辛いのが得意じゃないぼくでもおいしく食べられる。残ったソース(少ししか残らないけど)ごはんを入れたくなったなぁ。ぼくはじんわり汗がにじんできた程度だったけど、M氏は汗だらだら。新陳代謝がいいんだろうね。
 シメに何を食べようかと皆で相談。M氏はおにぎりが食べたいとのこと。ここのおにぎりはあおさのおにぎり。うまそうだ。ぼくとE嬢はソーキそばを分けることに。あぁ、めちゃくちゃさっぱり。ソーキ自体もやわらかくておいしい。いや、ほんとここって何を食べてもおいしいね。

そいさぼ
福岡市中央区薬院2-2-33OASビル2階
092-726-1313