きのうはしたたか飲んでしまい珍しく二日酔い。食欲はあるのだが、ガッツリ系は食えそうにない。そんなわけで赤坂の「喜庵」に出かけた。大阪の有名な蕎麦店「喜庵」で修行し、福岡の地でその名前を冠する店を出している。
店の前には「新そば」ののれん。でも、あのでっかいデジタル系の告知看板はこの風情にはいささか似合わないなぁ。土曜ということもあり店内には休日モードののどかな時間が流れているが、13時すぎにもかかわらず客足は途絶えない。
でもお酒を呑んでる人はいないなぁ。ここはつまみもうまいので、蕎麦屋呑みが堪能できるんだけどな。とはいえ、ぼくもこの後みっちり仕事なので酒は呑まず、二日酔いの定番(なのか?)カレー南蛮そばを頼む。丼ものなどとのセットもいろいろあるが清く単品に。そうそう、ここって蕎麦メニューには絵がついててかわいいんだよね。しかもよくみると、英語表記までしてある。すごいなぁ。まさか、同じビルに外国人向け情報誌「FUKUOKA NOW」の編集部があるからか? どうなんだろう?
カレー南蛮はマイルドな感じのカレーだけど、それでも食べ終わる頃にはじんわりと汗がにじみしばらくハンカチを手放せなくなった。ネギの食感と辛みもいいアクセント。よしよし、汗とともに酒も抜けていっている気がする。
ここでやめとけばいいのに、「冷たいのもいっとくか〜」ってなわけで「すみませ〜ん、ざるくださ〜い」と。
けっこう硬めのゆで加減、締め加減。濃いめのダシに少しつけてずるる。海苔の風味がまたいいね。食べ
終えて蕎麦湯を。冷えたお腹が温まってきた。よしっ! 二日酔いはばっちり解消だ。ってか、こげん食える時点でもう二日酔いじゃないな。
喜庵
福岡市中央区赤坂1-5-11 アバンダント89 1F
092-724-7573
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2011年10月1日土曜日
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プロフィール
プランニング秀巧社(現シティ情報ふくおか)で広告営業、企画、ムック本の編集などを手がけた後、2000年に独立。まだブログが浸透していない2001年より、ホームページ「外食日記(現ソトメシの友)」を立ち上げたことをきっかけに、テレビ番組のコメンテーターなど各方面でグルメ関連の活動を展開。年間のべ1,000軒の飲食店を渡り歩き、人気グルメ雑誌「ソワニエ」「epi」の創刊時から編集長を務めたほか、うどん店「讃岐うどん大使福岡麺通団」の経営も手がける。
Copyright 2011 ソワニエ編集長 弓削聞平「赤坂散策ブログ」