警固本通り沿いにあるサニーの真向かい。1階に有名な焼鳥店「かわ屋」が入っているビルの2階に中華料理の「吉興(ジーシン)」はある。 覚えている人も多いと思うが、岩田屋の本館と新館の間の道に昔「東海楼」という老舗中華料理店があった。天神のまさにど真ん中だが、まるで住宅街にあるかのような庶民派の店で、いつもサラリーマンや家族連れで賑わっていた。そこがなくなって非常に残念な思いをしていたところ、突然、この警固本通りで復活を遂げたのだ。店名も規模も全然違うが、あのあっさりした味は前のまんまだ。
ぼくはここには昼に行くことが多いのだが、円卓1つとテーブルが4つくらいしかないので、けっこう満席だったりもする。特に週末は要注意だ。
麺類や炒飯にも惹かれるんだけど、いつもきまって定食(900円)を注文する。定食は3種で八宝菜か唐揚げかスーパイコ。これにごはんとキュウリのごま油で和えたのと玉子と野菜のスープがつく。このスープってのが大きな器になみなみと出てくるので、これでごはん1杯いけそうな感じだ。もちろんおかずもボリュームあり。ぼくは八宝菜を選んだが、白菜、タマネギ、ニンジン、しいたけ、貝柱、小エビ、たけのこ、ブロッコリーというような食材がてんこ盛りになっている。先にも書いたが、味はあくまであっさり。しかし野菜に味は浸みていてうまい! 今度は4人くらいで夜行ってみよう。
吉興(ジーシン)
福岡市中央区警固2-16-10-2階
092-741-8502
今、この形の紙ナプキン使ってるところって少ないよな〜。
skip to main |
skip to sidebar
2011年9月22日木曜日
最新記事
カテゴリー
月別アーカイブ
プロフィール
プランニング秀巧社(現シティ情報ふくおか)で広告営業、企画、ムック本の編集などを手がけた後、2000年に独立。まだブログが浸透していない2001年より、ホームページ「外食日記(現ソトメシの友)」を立ち上げたことをきっかけに、テレビ番組のコメンテーターなど各方面でグルメ関連の活動を展開。年間のべ1,000軒の飲食店を渡り歩き、人気グルメ雑誌「ソワニエ」「epi」の創刊時から編集長を務めたほか、うどん店「讃岐うどん大使福岡麺通団」の経営も手がける。
Copyright 2011 ソワニエ編集長 弓削聞平「赤坂散策ブログ」